スタートアップ企業の資金調達方法とは?

スタートアップ企業の資金調達

2022年の国内スタートアップの資金調達額は8,774億円で、過去最高を更新しました。アメリカの2022年のVC投資は2021年比37%減と落ち込んでいる中、日本のスタートアップの資金調達環境は良好です。

この記事では、スタートアップの資金調達方法について解説します。スタートアップを始めようと考えている方は是非参考にしてください。

目次

スタートアップとは?

スタートアップとは?

スタートアップとは、革新的なビジネスモデルを構築し、短期間で急成長を目指す企業を指します。「ベンチャー」と混同されることがありますが、ベンチャーは着実な成長を目指すのに対して、スタートアップは急速なスピードで成長を目指す点が異なります。

短期間で事業を急成長させるには、社外からの資金調達が不可欠です。資金調達は会社設立前後のシードステージ、起業直後のアーリーステージ、成長しつつある時期のミドルステージ、最終段階のレイターステージのいずれのラウンドでも必要になってきます。

スタートアップができる資金調達の3つの方法

スタートアップができる資金調達の方法は、「エクイティファイナンス」「デットファイナンス」「アセットファイナンス」があります。

エクイティファイナンスは「新株発行」、デットファイナンスは「借り入れ」、アセットファイナンスは「資産の流動化」によって資金調達を行います。それぞれにメリットとデメリットがあるため、3つの資金調達方法を上手に取り入れることが大切です。

国内スタートアップ「2022年資金調達ランキング」で1位になった自然電力株式会社は、エクイティファイナンスのベンチャーキャピタル(転換社債型新株予約権付社債と共同投資)で700億円の資金調達に成功しました。

エクイティファイナンス

エクイティファイナンスとは、新株発行や新株予約権付社債など、エクイティ(株主資本)の増加をもたらす資金調達を指します。メリットは返済義務が発生せず、財務体質の強化が図れることです。

デメリットは会社の株式を取得されることで、経営権を奪われるリスクがあることです。エクイティファイナンスによる資金調達方法として、「ベンチャーキャピタル」「エンジェル投資家」「クラウドファンディング」などがあります。

ベンチャーキャピタル

ベンチャーキャピタル(VC)とは、スタートアップ企業やベンチャー企業に出資して、上場時に株式を売却することで膨大な利益の獲得を目指す投資会社を指します。巨額の資金調達ができる可能性がある反面、過度に経営に干渉されるリスクがあります。

エンジェル投資家

エンジェル投資家とは、VCと同様の方法で利益の獲得を目指す個人投資家を指します。利益至上主義ではなく、新しいビジネスを創造する起業家を支援したいという純粋な思いで出資することもありますが、VCと同様、経営に干渉されるリスクはあります。

クラウドファンディング

株式投資型クラウドファンディングもエクイティファイナンスの一種です。インターネットを通じて、不特定多数の個人投資家から1口数万円程度の出資が受けられます。ただし、年間の調達上限額は1億円であり、1億円以上の資金調達はできません。

デットファイナンス

デットファイナンスとは、金融機関からの借り入れなど、有利子負債による資金調達を指します。メリットは約束通りに返済を続けている限りは過度に経営に干渉されることはないことです。

所得から支払利息を差し引くことで節税効果が期待できることもメリットでしょう。デメリットは返済義務があることです。デットファイナンスによる資金調達方法として、「日本政策金融公庫」「制度融資」「プロパー融資」などがあります。

日本政策金融公庫

日本政策金融公庫は政府関係金融機関で「新創業融資制度」を利用すると、無担保・無保証人で3,000万円までの資金調達ができます。新株予約権を日本政策金融公庫が取得し、無担保で最大14億4千万円まで融資する仕組みの「スタートアップ支援資金」もあります。

信用保証協会

各都道府県にある信用保証協会の制度融資を利用すると、金融機関から融資を受ける際に信用保証協会が保証人になってくれます。信用保証協会の保証があると、信用実績が乏しいスタートアップ企業でも融資が受けやすくなります。

自治体の融資

自治体の融資は信用保証協会の制度融資と同じ意味です。自治体と信用保証協会、金融機関が連携することで、スタートアップ企業でも融資が受けやすくなります。

銀行の融資

銀行からの直接融資をプロパー融資といいます。プロパー融資は審査が厳しく、シードステージやアーリーステージのスタートアップ企業は融資を受けるのは困難です。ミドルステージやレイターステージになると、プロパー融資が受けられる可能性は高まります。

アセットファイナンス

アセットファイナンスとは、不動産や動産、売掛債権などの資産を流動化して、資金調達をする方法です。保有資産の信用や価値で資金調達できることがメリットですが、価値のある資産がなければアセットファイナンスによる資金調達はできません。

固定資産の売却

自社が保有している不動産や機械設備などの有形固定資産や、特許権などの無形固定資産を売却して資金調達をする方法です。資産を現金化できることがメリットですが、売却手続きが完了するまでに時間がかかり、手数料などのコストがかかる可能性があります。

ファクタリング

ファクタリングとは、手数料を支払うことで、売掛債権を期日前に買い取ってもらえるサービスを指します。金融機関からの融資が受けられない場合でも資金調達が素早くできますが、手数料は割高になります。

補助金・助成金も確認しよう

経済産業省はスタートアップ企業を積極的に支援しており、さまざまな補助金・助成金の制度があります。補助金・助成金を活用することで、スタートアップの資金調達に役立つでしょう。

主な補助金として「事業再構築補助金」「ものづくり補助金」「スタートアップチャレンジ推進補助金」などがあります。主な助成金には「キャリアアップ雇用奨励金」「キャリア形成推進助成金」などがあり、使えそうなものがないかを確認してみてください。

まとめ

スタートアップ企業の資金調達まとめ

スタートアップの資金調達方法には、「エクイティファイナンス」「デットファイナンス」「アセットファイナンス」の3つの方法があります。

エクイティファイナンスは新株発行、デットファイナンスは借り入れ、アセットファイナンスは資産の流動化で資金調達を行います。それぞれにメリット・デメリットがあるため、3つの資金調達方法を上手に取り入れることが大切です。

また、スタートアップ企業を支援するための補助金・助成金もあり、活用すると資金調達に役立ちます。

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